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2005/04/30

レイ・デイヴィス

face

Posted by Hello
僕の青春時代のアイドルは何と言ってもレイ・デイヴィスだった。
不安定な青春時代を送っていた僕が
彼の描く世界観の虜になるのにそう時間はかからなかった。
もちろん、はじめはYou Really Got Meのかっこよさにはまった。
60年代初頭にYou Really Got Meほどシンプルでかっこいい
ロックンロールはなかった。
それこそビートルズ全盛の時代にあれはないぜ、
という感じだった。
そのうち僕は彼の描く歌詞にも目を向けるようになり、
バンド名「KINKS(ひねくれものたち)」通りの
ひねくれぶりに一喜一憂した。
ラブソングひとつにしたって彼の切り口は違った。
彼の描く愛は、
ビートルズの「愛こそがすべて」というような、
壮大なドラマチックな愛ではなく、
「近くにいい店があるんだけど、一緒に行かない?」
という程度のほんの他愛もないものだった。
「世界がどんなに激変しようと、
自分の身の回りのほんの他愛もない日常を忘れてはいけない。
なぜなら、そこが僕らの生きている世界だから。」
彼のまなざしは一貫して、
そういった「小さな世界」に向けられていた。
そして、彼はこうも言った。
「人生とはノンストップで連続する
ハリウッド映画のようなもの。」
この世のひとりひとりがそれぞれの人生を生きている。
人生とはノンストップで連続するハリウッド映画のようなものだ。
恋愛モノがあり、学園モノがあり、
ヒーローモノだってある。
人生は映画に満ちている。
そして、この世のひとりひとりが
人生という名の映画の主演俳優なのだ。

僕はレイ・デイヴィスに出会ってから、
今でもそう信じている。

P.S.レイ・デイヴィスが何故かニューオリンズで
ひったくり犯に銃で足を撃たれたらしい。
あと、いつのまにか大英帝国勲章第3位(CBE)という勲章を授与されていたらしい。
ちょっとショック。ジョン・レノンのように拒否してほしかった。

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